薩摩の濃緑青汁ができるまで

化学肥料や農薬を一切使わず大切に育てています。

心から安心できる品質をお届けしたい。
そのような想いから、青汁の原料となる「すいおう」は、農薬を全く使わない方法で栽培しています。

薩摩の大地が育んだ「すいおう」を全国の皆さまへ。

栄養も美味しさも評判の高い「すいおう」ですが、生野菜としての出荷は、すいおう畑の広がる鹿屋市周辺、鹿児島や宮崎の近郊エリアに限られています。「すいおう」の葉は、とても繊細でしおれやすいため、長距離の輸送が難しいのです。「全国の皆さまに”すいおう“の素晴らしさを知ってもらいたい」そんな想いから、積極的に推進されるのが、「すいおう」の美味しくてヘルシーな魅力を、そのまま活かせる青汁原料としての「すいおう」生産です。
薩摩の大地が育んだ「すいおう」

「すいおう」の栽培は、土づくりが大切です。

サツマイモは痩せた土地に育つといわれますが、葉やツルを食べる「すいおう」は、緑黄色野菜と同じく、しっかりとした肥料を必要とします。もともと黒豚や黒毛和牛で有名な鹿屋では、畜産業から生まれる堆肥を、たっぷりとすき込んで畑づくりに活かす、循環型の農業が行われています。
しっかりとした肥料を必要とする「すいおう」

農薬ゼロの畑からお届けしています。

鹿屋市の「すいおう」生産農家は、安心・安全に徹底してこだわり、農薬を一切使わない栽培法をとっています。そのため夏は、炎天下の中、来る日も来る日も雑草取りに追われます。また「すいおう」は味が良く、すぐに芋虫に食べられるため、収穫はみずみずしい若葉の期間を逃さずに、一本ずつ手作業で行われます。
農薬を一切使わない栽培法

畑の近くにある清潔な工場で、 短時間のうちにチップに加工。

収穫した「すいおう」はすぐに畑の近くにある工場へ運び込みます。地元の農産物を加工するために設立された真新しい専門工場で、清潔な室内では、スタッフのみなさんがてきぱきと作業を進めていました。
まず刈り取った薩摩芋の葉・ツル・茎をたっぷりの地下水できれいに洗浄し、機械で細かく刻みます。それを95℃の熱湯で1分間ゆでて殺菌してから、冷たい地下水に放して急速に冷まし、「すいおう」の鮮やかな緑色を保ちます。脱水後、薄く広げて50℃の熱風を下から当て、中心部までしっかり乾燥させると、粗いチップ状になります。
このチップを専門工場で粉末にし、さらに熊本県にある製造工場で、『薩摩の濃緑青汁』に必要な原料を加え、飲みやすい顆粒状にするなどの最後の仕上げに入ります。
清潔な工場で短時間のうちにチップ加工